代表挨拶
MESSAGE
代表者紹介
1988年、名古屋市に生まれる。早稲田大学大学院在学中に1年間の世界旅行を経験し、
途上国の前途有望なエネルギーや日本への温かい想いに触れ、「日本の魅力を世界に伝えたい」「人が物心共に豊かになるためには教養が不可欠だ」との熱意を持つようになる。
この感動がきっかけとなり、学生時代、訪日外国人支援のボランティア活動に積極的に参加。
2013年、起業の夢を持ちながらも様々な出会いを経て、株式会社ディー・エヌ・エーに入社。
法人間の絆を深める営業部門での職務を経て、人との繋がりや異文化理解の重要性を実感する。
その後、2018年に株式会社ディー・エヌ・エーを退職、ARCH plusを設立。
父の運営するフィリピンの日本語学校の生徒たちの姿から、外国人の日本での就労サポートの大切さを感じ取る。幼い頃からのフィリピンとのつながりを活かし、フィリピン中心の事業を展開。
現在は全国多数のクライアントと関わりつつ、常に出会いと繋がりを大切にし、異文化への理解と尊重の心を胸に、多くの人々との信頼関係の構築を目指している。
※これまで訪れた国は50カ国の旅好き
設立に至るまで
海外で固定概念が壊される感覚が大好き
海外に行くことが大好きで、25歳ぐらいまではなぜかわからないまま、とにかく海外に行っていました。最近になって「なぜ好きだったか」を少し言語化できるように。同じ場所で、同じ仲間と過ごしていると、そのうちその世界だけが自分の世界のように錯覚してしまう。海外に少し出ると、そんな自分の固定概念が壊されて、新しい知識・経験がどんどんインプットされる。新しい知識・経験が増えると、どんどんやりたいことが増えて元気になる。固まってしまった身体をほぐすと、血がめぐる感じでしょうか。それが好きだったんだと感じます。
「日本の魅力」を伝えたい
大学生の頃、訪日外国人に東京の街をガイドするボランティアをしていました。外国の方に、「日本が好き」「日本って素敵」と言われると嬉しくなります。私が外国に行って、素敵なカルチャーを学ぶとワクワクするように、外国の方にも日本の文化を知ってもらい、ワクワクしたり、好きなものを増やしてほしいと思います。
事業を創りたくて事業会社に。結果チーム作りに面白みを感じた
父が事業化だったこともあり、事業を作りから運営までに携わりたく事業会社に。(エントリーシートには小生意気にも「父の仕事を助けたい」と書いてありました笑)仕事はどれも面白かったけれど、チーム作りが一番難しく、一番やりがいを感じました。10人のチームでも、1人の存在で良くも悪くもなる。会社は採用、育成で変わるんだと身にしみて感じました。
笑顔を直に見れるこの事業に魅力を感じる
外国の方に日本を知ってもらう、喜んでもらう。そして採用をサポートすることで、会社の成長をお手伝いできる。私にとって天職だと感じています。私がオーストラリアに留学する前のワクワクが止まらない気持ち、行けばもちろん楽しいことがたくさんあるけれど、差別や言葉の壁で苦しんだこと、どれも私の人生の中で色濃く残り、今に影響しています。外国人労働者の方が新しい世界を見ることで、人生を変えたり、ワクワクする姿を見るとやりがいを感じます。また、企業からも彼等が仲間になって、戦力となるだけではなく、「明るくなった!」「奮起させられた」と言って頂けるととても嬉しく感じます。
繋ぐことでステークホルダーにプラスをもたらす
日本は超高齢化社会を迎え、労働力は著しく減少傾向にあり、マンパワーをどう確保していくかが今後の課題となっています。「外国人雇用」は日本の受入れ企業にとっては、社内の活性化、経営の国際化等に役立てることができ、我が国の国際協力・国際貢献の重要な役割を担っています。こうした状況を背景に、受入れ企業の皆さま、及び日本で働きたい実習生のご支援をさせていただくべく、本事業を運営しております。
「ARCH plus(アーチプラス)」は「繋ぐことでステークホルダーにプラスをもたらす」という意味で名付けました。
受け入れ企業の皆様はもちろん、外国人労働者にとっても日本での就労・実習が人生のプラスであって欲しいという思いがあります。近年、外国人労働者=単なる安い労働者、と取り扱われるニュースが途絶えませんが、皆がそうではありません。国を越えて働きたい、特にハードルの高い日本を選ぶ彼等のモチベーションは非常に高いです。我々は意欲、スキル共に優秀なフィリピン人材を選抜、教育、指導する事により、企業様が大切にしたいと思う雇用を作るとともに、フィリピン人材にとっても日本のこの職場を選んで良かった、と思われる環境を作って参ります。
是非この思いに共感して頂き、フィリピン人の雇用についてご検討いただけると幸いです。
ARCH plus代表理事 代表取締役
ARCH plus協同組合 代表理事
瀬戸陽子
座右の銘
「環境ではなく、自分に期待する」
この言葉は私がオーストラリアに高校留学した際に恩師に言われた言葉で、今も大事にしています。
オーストラリアは大多数は非常にフレンドリーですが、中には白人主義の人もおり、黄色人種は差別をされることがありました。
何の不都合もなく育ってきた私は、日本人が差別されるなんてことは想像もつかず、
少数の差別主義者を怖がり、現地にいる日本人コミュニティで過ごす事が増えてしまいました。
英語はもちろん、多文化を学びたくて留学したのに、何をやっているんだ…と落ち込んでいる時に、
日本にいる恩師からこの言葉を頂きました。
理不尽な事は世の中いくらでも存在するけれど、それを変えられるのも自分で、どう捉えるか次第だと学びました。
私は海外、つまりは多文化/新しい価値観を学ぶことが大好きで、それは自分の人生を豊かにしてくれていると感じます。
外国人労働者が「もっと日本人と関わりたいけど機会がない」「休日どこに出かけていいかわからない」と言います。彼らが日本を好きになれるように、日本にもっといたいと思ってもらえるようなサポートは仕事だけではありません。日本の文化を学ぶこと、日本人と触れ合うこともその一つです。それらをサポートするとともに、「日本に来ることが夢」になっている人達には「日本に来て何を学び、何を成し遂げるか」が大事であるかを伝えていきたいです。
また外国人を受け入れる会社にとっても、ただの労働力としてだけではなく、多文化と触れ合う複利的なメリットを感じてもらえれば幸いです。