1. HOME
  2. ブログ
  3. 特定技能
  4. 特定技能2号新設!13分野で在留期限が無期限に!

BLOG

ブログ

特定技能

特定技能2号新設!13分野で在留期限が無期限に!

特定技能13分野について、特定技能2号の新設、
つまり、在留期限が無期限になる方向で検討されています。
詳細の発表は4月なので、もうすぐです。

技能実習3号の制度が開始された時と同様、受け入れ企業そして監理団体/登録支援機関によって考え方が別れるのではないでしょうか。

あなたの企業は特定技能2号を利用する?

A:3年で人材の入れ替えを繰り返す受け入れ先
※初期費用目的(?)や優良がなく3号対応できない、などの理由で、3年で人材の入れ替えを推奨する斡旋会社

B:長期間就労を期待し、定着化を求める受入先

御社はどちらに当てはまるでしょうか。
まだまだ、一般的にはAのほうが多いようです。 

Aが悪いわけではありません。
日本の労働生産性は先進国の中で最低レベル、
30年平均賃金が上がっていない状況です。
そのような中で、外国人材に対して、賃金をあげていくことが難しいのが現実だと考えます 
参考)https://www.jpc-net.jp/research/assets/pdf/report_2021.pdf

一方で、介護や自動車整備業界など、日本語能力や技術が効率化を大きく変える分野では、Bできれば永年雇用を希望する声を多く聞きます。
この場合は、人材育成や外国人材とのコミュニケーション(雑に扱えば、転職を希望されます)など、Aよりも頭を使って戦略をたてなければいけません。

また、雇用知ている中で、「この人材は!」という人材がいれば、人材別にBの考えになることもあるでしょう。

Aは今まで多いパターンですから、しばらくは特に問題なく進められるでしょう。(海外諸国の賃金があがっており、日本での就労を希望する人材が減っていることはおいておき)

それでは、Bを希望される企業が何をしなければいけないのか。

外国人材を長期雇用したい会社がするべきこと

①長期滞在/永住を希望する、かつ努力できる人材の選定

面接、採用が最大の課題です。
長期滞在/永住を希望する人材を見つけなければいけません。
2号の試験は難しいことが予想されますので、ただなんとなく「ずっと日本にいたい」ぐらいでは足りず、そのために必死に努力できる人材です。

また、自分の企業に「合う」人材でなければ、双方辛い思いをするだけです。
優秀かどうかだけではなく、雰囲気(性格)、仕事の進め方など自社の採用基準を明確にすることが必要です。(これは外国人採用だけではなく、日本人採用でも同じことですね)

 
なお、現在は3年間、日本企業で働いた、日本語も日本の生活にも慣れた人材をヘッドハントし、給料だけちらつかせ転職を斡旋する人材会社も多いと聞きます。
もちろん、特定技能は転職が自由なので、それ自体は外国人のためになれば悪くないのですが、どうやた職業紹介手数料目的に闇雲に、給料(地域)だけで転職を斡旋しているようで、外国人の知識不足をうまく利用しており、あまり気持ちがいいものではありません。そのような人材はよほど給料が良くない限り、また給料目的ですぐに転職するでしょう。
これから在留期限が無期限の外国人が増えれば、このようなやり口も増えてくる可能性があります。
乱暴な言い方をすれば、取られた方(初期費用を支払って、外国人を招聘した企業)はとても残念な結果になります。とはいえ、法律では防げません。

そのためにも人材選定はとても重要になります。

②人材育成、外国人材との信頼関係構築

日本人でも同様のことですが、会社にとって有益な人材になってもらうためには、教育しなければいけません。
また、外国人材自身も成長を感じなければ、「どこの会社に行っても一緒」であれば1円でも時給の高い会社に簡単に転職されてしまうでしょう。

そして、長く勤めてもらう、外国人に勤めたい!と思われるためには、雇用主と労働者の信頼関係が必須です。
双方が長く一緒に働きたい、と思える関係構築が大事になります。

③パートナー選定

①も②も、企業だけで実施することは難しいでしょう。

海外の送り出し機関(人材を募集する会社)、斡旋する団体(監理団体/登録支援機関)の選定が大事になります。

・永住希望、努力ができる人材を集められるか
・面接のサポートをしてくれるか
・入国後の外国人をサポートしてくれるか
・企業ー外国人の信頼関係構築のサポートをしてくれるか
・人事評価制度や賃金向上に関する相談やアドバイスができるか
・外国人のキャリアアップ相談に乗れるか

ただ、法律の範囲内の業務をやるだけのパートナーですとBの対応は厳しいでしょう。

弊社も、B対応ができるよう、外国人に3〜6ヶ月に1回のキャリアアップ面談を実施することに致しました。
これらを通して、社員のスキルアップをしていこうと思います。

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事

Facebook

Comments Box SVG iconsUsed for the like, share, comment, and reaction icons

PARA PO SA LAHAT ITO PO ANG YEAR END TAX ADJUSTMENT BY ENGLISH ... See MoreSee Less

1 week ago
Load more

インスタグラム
お問い合わせ
お問い合わせ