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ARCH plusの「プラス」に欠かせないもの

日本の生活文化に関する講義

ARCH plus(アーチプラス)は「労働者と企業の架け橋となりプラスをもたらす」事をミッションとした会社です。
ただ架け橋になるだけではなく、両者にとってプラスになるところまで責任を持つ事を重視しています。

本日は、そんな「プラス」部分に欠かせないARCH plus(アーチプラス)のスタッフ一人であるマヤを紹介しようと思います。

マヤに担当してもらっている業務は、主に労働者であるフィリピンの方の通訳、相談役です。

ARCH plusが対応できる職種は介護、自動車整備/鈑金が主ですが、建築の技能実習生も少数います。自動車鈑金は職種の特性上、35歳以上の人材もいますが、ほとんどは20代から30代前半の人材が多いです。
日本人同様、この時期は人生の転機が多い時期です。

結婚や出産、自分が進むべきキャリアの意思決定、家族との死別…また、こうして日本に来ることももちろん大きな転機です。

そんな年頃で、家族や仲の良い友だち、自分が今までいたコミュニティを出て海外で3〜5年過ごすという事は、寂しくなる事もありますし、自分一人で抱えきれない悩みを持つこともあります。

特に、2020年に入国したメンバーは、コロナの影響で外出が出来ず、会社の同僚しかコミュニティがない状態に陥っており、私だったら辛いだろうな…と思います。
フィリピンの方の多くは日本に来てから教会に行く人も多いですが、教会はクラスターになりやすく、それすら行けない状況が続いています。「寂しい」と言い出すメンバーも多くはありませんが、通常時より増えている印象です。

そんな中、マヤの存在は彼ら/彼女らにとってとても大きいようです。

ある日、企業から、「仕事でミスをしたので叱った翌日からしばらく落ち込んでいる様子で、話を聞いてあげてほしい」と相談がありました。マヤが本人に話を聞くと、叱られた事ではなく、「頑張ろうね」と頭をポンポンっとされた事に対して悩んでいたそうです。職場で頭を撫でることの良し悪しは置いておき、日本人スタッフからすれば、その方は年配者だったので、まるで孫のような年齢の子に悪気なく励まそうとして行ったそうです。文化の違いでどうしてもそれを理解できない実習生は、「優しい上司なのになぜ?」と戸惑ってしまっていたようです。

この問題は、会社の同僚には相談しづらいし、日本人の私が説明しても、納得感がなかったでしょう。また日本の文化を知らないフィリピン人の家族に相談しても解決しなかったでしょう。

多様性を受け入れると同時に、外国人労働者にも隔たりを無くしてほしいですが、慣れるまでは「同じ国の先輩に相談できる環境がある」という事はとても大事なことです。

また、マヤは単なる「同じ国の先輩」だけではありません。

先日、家族に不幸があった実習生がかなり落ち込んでしまい、しばらく食事も喉を通らず痩せてしまい、企業から相談がありました。マヤに相談したところ、一度彼女と食事に行きたいと言われました。本来はコロナの感染防止のために外出禁止でしたが特別に許可をもらい、マヤと彼女で食事に行ったところ、とても元気になったとのこと。

「どんな会話をしたの?!何をアドバイスしたの?!」と聞いても、「ゆっくり話ししただけだよ」と。私もお菓子を差し入れして話を聞きましたが効果はなく、尊敬しかありません。

彼女に限らず、些細なこともマヤに報告したり、相談したりするメンバーが増えています。

年齢も2まわりほど上で、英語ではなく母国語であるタガログ語で話せることが相談しやすい要因ではありますがそれだけではなさそうです。
マヤは純粋に彼らの役に立ちたい、彼らに日本を好きになってもらいたい、という気持ちが強いので、自然と信頼されるのだと思います。

私もカウンセリングの勉強をしたことがありますが、奥深くとても難しいものです。そして物事に白黒つけたい派の私にはあまり向いて無さそうです(笑)

当たり前の事ですが、労働者のメンタリティは、仕事のパフォーマンスにも大きく影響します
上記2人の技能実習生も、今では2人とも会社で高い評価を頂いています。

マヤの働きが「プラス」になっていると感じる今日この頃です。

実習生とマヤ
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