フィリピンの夏はいつ??
フィリピンには日本のような四季はありません。
日本人からすると、常に「夏」。
それでも、フィリピンの方にとっても「冬」という言葉を使う方がいます。
フィリピンは熱帯海洋性気候に属し、乾季と雨季があります。
乾季は11〜5月、雨季は6〜10月です。
そのうち、3月〜5月は猛暑の日が続きます。日差しが強く、湿度も高いので、フィリピンの方は一般的にこの時期を「夏」と呼んでいます。
学生たちも3月で学年が終了したあと、4,5月は夏休みとなります。
とは言っても、私の経験上、日本の夏はもっと温度も高く、湿度も高いため、意外とフィリピンの夏の方が過ごしやすかったりします。同じ3〜5月で比較すれば、日本の方が過ごしやすいですが、日本の真夏よりも過ごしやすく感じます。
なので、日本にきた実習生は、日本はフィリピンより涼しいと思っている人も少なくないので、「日本の夏は暑いよ!」「熱中症にならないように気をつけてね!」としっかり伝えます。
夏の間、つまり4,5月には祝祭日も多く、様々なイベントが開催されます。
例えば、イースター。日にちは毎年変わりますが、「必ず春分の日のあとの最初の満月の日の次の日曜日」と教会に定められています。(難しいですね笑)
イースターはアメリカ映画などで見たことがある人もいるのではないでしょうか?
イースターとはイエス復活の日です。日本では馴染みのない祭日ですが、アジアで唯一のキリスト教国であるフィリピンでは、とても重要な祭日です。信者は教会のミサに参加し、家庭では肉料理などのごちそうを並べ、みんなでお祝いします。
イースターの前3日をホーリーウィークと言います。この3日間もお休みです。
このホーリーウィークの期間はショッピングモールやレストランも臨時営業や時間短縮となることがあります。また、ジプニーやタクシーも休みを取る運転手が多く、街中が静かになります。
日本にいる実習生もイースターを祝う姿がよく見られます。イースターの日には、寮のメンバーでチキンを買って料理をする姿も目にすることができるでしょう。
そんな様子を見た時、少しでも「イースター」や「フィリピンの祝日」について知っていると、会話がはずみます。
日本に来ている外国人は自然と日本の文化に触れる事ができると思います。
企業側も、ほんの少しの会話や知識で、より彼らを深くしり、異文化交流ができる機会となります。
少しずつ、フィリピンの情報もブログで紹介していきたいと思いますので、今後も応援、宜しくお願い致します!
この記事へのコメントはありません。